バッチでコマンドが正常終了しなかった場合の条件分岐

 Windowsバッチでコマンド実行した際の戻り値を表す変数は「%ERRORLEVEL%」になります。

なのでもし正常に実行できなかった場合に何かリカバリをしなければいけない場合はif文で条件分岐します。

if %ERRORLEVEL% NEQ "0" (
	[リカバリとして実行しなければいけない事]
)


例えば、ファイルを削除しなければいけないのにファイルが削除できなかった場合は終了させる。なんて場合は・・・

del *.txt
if %ERRORLEVEL% NEQ "0" (
	exit /b
)

とすればOKです。簡単に解説すると
1行目で拡張子が「txt」のファイルを削除。
2行目で変数「ERRORLEVEL」が0じゃない(NEQ=Not EQualなので0と一致しない)場合
3行目でバッチをexitする。

という感じにできます。
注意
 ここでは簡単な説明の為にdelコマンドを例にしたが、delコマンドは削除対象ファイルが無く、1つもファイルを削除していない場合も戻り値0を返すので、必ず削除対象がある想定の場合はバグを含むプログラムとなります!!!